中年ひろぽんの日記

ペットのイモリやゲームや映画や漫画についていろいろ書きます。

子供のころの金縛りの話

今週のお題「ゾクッとする話」

 

 中学生の頃の話です。

よく金縛りになってました。


金縛り状態の時は、
夢なのか、現実なのかが少し曖昧な感じです。

 

目は開いているんだと思います。
眼球をぐるりと動かして、周りを見ることができます。

つけっぱなしのテレビの音声も聞き取れます。


ただ体が動きません。

体を起こそうとしても、無理。


コタツに入ったまま横になった状態で、固まってます。

指先に力を集中してもぴくりとも動きません。

 

ぼくはもともと幽霊とかは信じていないのですが、

 

ひょっとしたら幽体離脱とか、できはしないかと
踏ん張ってみたりしました。

※まだ一回も成功したことはないです。
踏ん張るんじゃだめなのかな。。。

 

そうこうしてるうちに、ふっと、体が軽くなって、
金縛り状態から抜けるのです。

 

受験勉強の疲れから、寝ぼけている状態なのだと
理解してました。

 

 


 ある日。

 

いつものように、コタツに入って遅くまで勉強中、

 

いつものように、横になって、

 

いつものように、金縛り状態になっていたのですが、、、

 

 

 

 

     胸が重い。

 

 

 

 

初めての経験でした。息が苦しい。

 

   はあ、はあ、はあ、はあ、

 

自分の呼吸音が耳に響きます。

 

 

だれかが胸を押さえつけているような。しかし、

 

頭は動かないので、簡単には確認することができません。

 

 


  目だけを

 


必死になって眼球だけを

動かすことに集中し、

 

 

大きく見開いて、

なんとか胸のあたりを視界に

 

 

 

 

金縛りが切れかかってるのか、
頭がゆっくりと持ち上がる感覚。

 

 

 

 


   頭頂部だ。

   黒い髪の毛の、

   その分け目から覗く青白い肌。

 

 

 


横になった状態から、ゆっくりと頭を持ち上げ、
視界に入ったのは、

 

人間の頭頂部だったのでした。
毛髪の一本一本が確認できる。

 


夢にしては、あまりにも鮮明。
その、生え際の地肌の色、質感、

あまりにも、

 

あまりにも鮮明にハッキリと確認できるのは、


近いからか。

 


目と鼻の先というか、あごの先というか。

 

興奮した自分の鼻息で、その髪の毛が

 

かすかに揺れているのさえ、見て取れます。

 

 

 


そして、

 

ふいに、

 

 

ぼくの胸の上にうつぶせにのっかっている人間の頭が

 

 

 

 

こちらを仰ぎ見るように、音もなく、

 

 

 

 

 

動き始めたところで飛び起きたのでした。

 


わあと叫んだ自分の声にさらに驚く。

口が渇いて、声が枯れている。


全身汗でぐっしょりと濡れている。

 

 

あれは夢だったのか。。。

 


ゾクッとした話でした。

 

 

 

 

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